こんにちは!ボードゲームブログ「みんなでボドゲ(みんボド)」管理人のリュウです。
地域の子どもたちの居場所づくり支援や、月2回のボードゲーム会も主催していますが、そこで最近、「これほど手軽に盛り上がれるゲームはない!」と実感した作品をご紹介します。
その名も『THAT’S NOT A HAT(ザッツ・ノット・ア・ハット)』。
「世界一忘れやすいゲーム」というキャッチコピーは伊達じゃありません!
「たった3枚や4枚のカードの絵柄なんて、忘れるわけないでしょ?」
遊ぶ前は誰もがそう思います。しかし、いざ始まってみると…自分の脳を疑いたくなるほど、記憶がポロポロとこぼれ落ちていくんです。
このゲームは、プレゼント(カード)を「これは◯◯です」と言いながら隣に渡していくだけのシンプルなもの。でも、裏向きでカードが右へ左へ移動するうちに、「今、僕が持っているこれ、何だっけ…?」という恐怖の瞬間が訪れます。
一目でわかる!ゲームチャート
【ゲームの基本情報】
| プレイ人数 | 3〜8人 |
| プレイ時間 | 15分 |
| ジャンル | 記憶・ブラフ(ハッタリ) |
【独自指標】
| 学びの深さ(思考力・戦略性) | ★★★★☆☆☆☆☆☆(4/10) | 高度な戦略というよりは、直感と「いかにバレずに嘘をつくか」という度胸が試されます。脳のワーキングメモリをフル活用する良いトレーニングになります。 |
| ワイワイ度(協調性・会話) | ★★★★★★★☆☆☆(7/10) | 誰かが「これ、帽子じゃない!」と叫び、中身を確認する瞬間の盛り上がりは最高です。間違いを笑い合える、非常に明るい空気感のゲームです。 |
| ターゲット | 適正 | 一言メモ |
|---|---|---|
| 2歳〜小学校(低学年) | ◎ | 絵柄がシンプルなので、子どもでもすぐに遊べます。6歳の娘も「パパ忘れてるでしょ!」と大喜びで参加しています。 |
| 小学校(高学年) | ◎ | 友達同士での騙し合いが楽しくなる時期。ルールが簡単なので、子どもたちだけでもすぐに始められます。 |
| 中学生〜大人 | ◎ | 大人こそ、自分の記憶力の衰え(?)に驚愕します。心理戦の要素も加わり、非常に盛り上がります。 |
| シニア世代 | ◎ | 脳トレ要素が強く、世代を問わず楽しめます。孫と一緒に遊ぶツールとしても最適です。 |
| お酒と一緒に | △ | 正直、酔うと全く覚えられません(笑)。ただ、グダグダになるのも面白いので、ワインを嗜みながら「迷宮入り」を楽しむのも一興です。 |
ゲームの準備(セットアップ)

- カードを配る:山札から各プレイヤーに1枚ずつ配り、全員に見えるように表向きで自分の前に置きます。
- 山札を置く:残りのカードを中央に配置します。
- スタート準備:最初のプレイヤーを決め、その人が山札から1枚カードを引きます。これが最初の「プレゼント」になります。

ゲームの流れ
ゲームの進行は、驚くほどシンプルです。
① プレゼントを渡す
自分の番が来たら、持っているカードを裏返し、誰か一人(基本はカード裏面の矢印の方向)にこう言って渡します。
「これは〇〇(描かれているアイテム名)です。どうぞ」
② 相手の反応(2つの選択肢)
カードを差し出されたプレイヤーは、以下のどちらかを選びます。
• 受け取る(信じる):相手を信じるなら「ありがとう」と言って受け取ります。その後、自分が元々持っていたカードを、矢印に従って次の人へ渡します。
• 疑う(「ザッツ・ノット・ア・ハット!」):「それは絶対違う!」と思ったら宣言し、カードをめくります。
③ 判定
答え合わせの結果、負けた方がそのカードを「失点」として引き取ります。
• 正解だった場合:疑った人の負け。
• 不正解だった場合:渡そうとした人の負け。
負けた人は山札から新しいカードを引き、自分の前に表向きで置いて再開します。

勝利条件
誰かが3枚の失点カードを受け取った時点でゲーム終了です。
その時点で、最も失点が少ないプレイヤーの勝利となります!
このボードゲームのここが推し!
1. 「思い出せない」絶望感がクセになる
たった数秒前に見たはずの絵柄が、カードが移動した瞬間に消える不思議。「あれ?これカメラだっけ?アヒルだっけ?」という脳のバグを楽しむゲームです。
2. 潔すぎるハッタリ
忘れてしまった時、いかに自信満々に「これは帽子ですよ」と言い切れるか。しれっと嘘を突き通して相手が「ありがとう」と受け取った時の快感はたまりません。
3. 1分で伝わるルール
仕事柄、説明資料を作ることが多いですが、このゲームは説明不要なレベル。ボドゲ会でも初対面の方同士がすぐに打ち解けられる魔法のツールです。
まとめ

『ザッツ・ノット・ア・ハット』は、記憶力のゲームというよりは、「記憶が消えていく過程をみんなで笑うゲーム」です。
「忘れてもいい、むしろ忘れた方が面白い!」という潔さが、多くの人に愛される理由だと思います。
家族団らんの時間に、あるいは友人との飲み会のスパイスに、ぜひカバンに忍ばせておいてください。


コメント