街中に潜む犯人を追い詰めろ!『シティチェイス』

レビュー

こんにちは!ボードゲームブログ「みんなでボドゲ(みんボド)」管理人のリュウです。

地域の子どもたちの居場所づくりとして、月2回ボドゲ会を主催しています。そこでは、デジタルゲームにはない「相手の顔を見て、作戦を練る」というアナログならではの熱狂が生まれるんです。

さて、今日ご紹介するのは、そんなボドゲ会でも大盛り上がり間違いなしの、手に汗握る追跡劇。

『シティチェイス』を徹底レビューしていきます!

皆さんは、子供の頃に「かくれんぼ」や「鬼ごっこ」で、隠れている時のドキドキ感や、相手を見つけた時の快感を味わったことはありませんか?

『シティチェイス』は、まさにそのワクワクをボード上で再現した「非対称型・逃走ボードゲーム」です。

1人の「犯人」と、それを追う「警察チーム」に分かれて戦います。犯人は25個のビルが並ぶ街の中に「車」を隠し、警察はヘリコプターを飛ばしてビルを一つずつ持ち上げ、犯人を捜索します。

「あっちのビルに隠れたかも!」「いや、さっき音がしたからこっちだ!」と、警察同士で相談しながら進めるのが最高に楽しい一作です。

一目でわかる!ゲームチャート

【ゲームの基本情報】

プレイ人数2~4人(犯人1人 vs 警察チーム)
プレイ時間約20分(サクッと遊べて「もう一回!」が言いやすい!)
ジャンル心理戦×対戦型かくれんぼ

【独自指標】

学びの深さ(思考力・戦略性)★★★★☆☆☆☆☆☆(4/10)複雑な計算は不要ですが、「警察のヘリの配置から逆算して、どこに逃げるか」という空間認識能力と、警察側の「消去法」による論理的思考が自然と養われます。
ワイワイ度(協調性・会話)★★★★★★☆☆☆☆(6/10)警察チームが「どこのビルを調べるか」を相談する時が一番の盛り上がりポイント。犯人がニヤニヤしながらそれを聞いている空気感がたまりません。
ターゲット適正一言メモ
2歳〜小学校(低学年)3歳の娘には少し早いですが、年長さん(6歳)くらいなら大人が手伝えば「隠す楽しさ」を味わえます。
小学校(高学年)推理のロジックが理解できる世代。警察側で論理的に追い詰める楽しさにハマるはず!
中学生〜大人短時間で終わる心理戦として、ガチ勢の息抜きにも最適です。
シニア世代ビルを持ち上げるという直感的なアクションなので、お孫さんと一緒に楽しみやすいです。
お酒と一緒に警察側は冷静な判断が必要。酔っ払うと犯人の足跡を見失うので、ウィスキーはほどほどに(笑)。

ゲームの準備(セットアップ)

準備は視覚的にも楽しく、お子さんが喜ぶ仕掛けがいっぱいです。

 * 街の建設:ゲームボードにある25個の穴に、プラスチック製のビルをすべて差し込みます。配置は自由!

 * 配役決定:犯人1人を決め、残りは警察チームになります。

 * 犯人の準備:犯人は「車」「ラウンドボード」「痕跡コマ(11個)」を受け取ります。ラウンドボードに従い、1ラウンド目は黄色、6ラウンド目は赤、それ以外は青のコマをセット。これが逃走ルートの記録になります。

 * 警察の準備:警察は3機の「ヘリコプター」を受け取ります。

 * 出動!:警察はボード上の好きな「交差点(道路が重なる点)」にヘリを置きます。1マスに1機までです。

ゲームの流れ

最大11ラウンド。各ラウンドは「犯人フェーズ」→「警察フェーズ」の順に進みます。

1. 犯人フェーズ(犯人がコッソリ移動)

警察プレイヤーは全員、目をつぶります。この「目をつぶっている間の音」が実は重要だったり……。

 * 逃げる・隠れる:犯人は現在車を隠しているビルに隣接するビルを選び、そこに「車」と「そのラウンドの痕跡コマ」を隠します。(1ラウンド目だけは好きなビルからスタート!)

 * 注意点:斜め移動はNG。また、すでに痕跡コマを置いたビルには戻れません。

 * 宣言:ビルを戻したら「終わりました!」と合図します。

2. 警察フェーズ(ヘリで捜索!)

警察は目を開け、3機のヘリを操作します。各ヘリでできることは「移動」か「捜索」。

 * 移動:隣接する交差点へ1マス進みます。

 * 捜索:今いる交差点に隣接する4つのビルのうち、1つを選んで持ち上げます!

   * スカ!:何もなければ静かに戻します。

   * 足跡(痕跡コマ)発見!:そのコマをビルの上に乗せます。これで「犯人がここを通った」という証拠になります。

   * 車発見!:その瞬間に「逮捕!」となり、警察の勝利です!

勝利条件

 * 警察チームの勝利

   * 11ラウンド以内に犯人の「車」を見つけ出した時。

   * 犯人がどこにも移動できなくなり、自首(自己申告)した時。

 * 犯人の勝利

   * 警察にバレることなく、11ラウンド逃げ切った時。

このボードゲームのここが推し!

ボドゲ会主催者、そしてパパとして、このゲームの魅力を語らせてください。

子どもたちの議論が白熱する!

警察チームになった子どもたちが、「犯人はさっきこっちのビルを触った音がした!」「でも足跡がこっちにあるから、今はあっちのビルにいるはずだよ!」と、必死に相談し合う姿は、見ていて本当に微笑ましいです。論理的に相手を説得しようとする姿には、親としても成長を感じます。

驚きの「音」によるプロファイリング

ある日のボドゲ会で驚いたことがありました。警察側の小学生の子が、「犯人がビルを戻した時のカチッという音の方向」を正確に聞き分け、「絶対このあたりにいる!」と追い詰め、見事に逮捕したんです!

大人が思いつかないような鋭い感覚を研ぎ澄ませるのも、リアルなコンポーネントがあるボードゲームならではの面白さですね。

犯人側の「バレないかな……」というスリル

犯人側をやっている時の、あの心臓のバクバク感!警察のヘリが自分の車を隠しているビルの隣に来た時、平然を装いつつも心の中では「来るな、来るな……!」と祈る。あの感覚は、ウィスキーのロックを飲み干す時と同じくらい(?)の刺激がありますよ。

まとめ

『シティチェイス』は、ルールはシンプルながらも、「心理戦」「空間把握」「コミュニケーション」がギュッと詰まった名作です。

20分という短時間で終わるので、家族での団らんや、ボドゲ会の導入(アイスブレイク)にもぴったり。特に、普段あまりボードゲームをしないパパさんたちが、子どもと一緒に夢中になってヘリを動かしている姿を見ると、主催者として「このゲームを持ってきて良かった!」と心から思います。

「子どもと一緒に本気で遊びたい」「手軽にスリルを味わいたい」という方は、ぜひ街のビルの中に犯人を追い詰めてみてください!

「このゲーム、うちの子でも遊べるかな?」といった質問や、「こんな時どうするの?」というルールへの疑問があれば、ぜひコメント欄で教えてくださいね!

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